1.足つぼってなに?
皆さんは「足つぼ」と聞いて一番最初に何を思い浮かべるでしょうか?「痛い」とか「沢山ある」と言うのが多いかなと思います。
足の裏に存在している「足つぼ(反射区)」の数は約60~70か所。その一つ一つが体中の器官に繋がっており、体が不調になるとツボを押した時に痛みを感じたり皮膚がカサカサになったり、何らかの形で足裏に不調が現れるとされています。
また足には重力に引っ張られて老廃物が溜まりやすく、足つぼとは別にゴリゴリとした感触があれば、それは老廃物が流されている感触です。
「ここを押すと痛い」と言う箇所を発見できれば体の不調の原因を事前に想定したり、老廃物を流しコリをほぐすことで不調の悪化を事前に防いだり出来るかも知れません。
それくらい、体の全部と繋がっている大事な器官が「足つぼ」です。
2.マッサージとリフレクソロジー
足つぼと言えばマッサージの他に「リフレクソロジー」と言う言葉を耳にするようになりました。やっていることはマッサージと変わらないのに、何故「リフレクソロジー」なのか、その違いについて解説します。状況に応じて整体やお店選びをしてみるのも良いかも知れませんね。
結論から述べてしまうと、足つぼマッサージとリフレクソロジーには4つの相違点があります。
その中から分かりやすい2点をご紹介します。
①「つぼ」を押すか「範囲(エリア)」を押すか
足つぼマッサージはその名の通り、ピンポイントで必要なツボを刺激するマッサージです。「面」ではなく「点」でツボを刺激するので、その部分に不調があれば痛みを感じ、逆に健康であればあまり痛みを感じずに堪えることが出来ます。
逆にリフレクソロジーはある程度の範囲を区切って「面」での施術をします。「胃腸のツボ」をピンポイントで押すのではなく、「胃腸のツボも含まれる範囲」を全体的にマッサージするのがリフレクソロジーです。なのであまり痛みを感じることなくリラックスして受けることが出来ます。
②期待できる効果が異なる
前提として、どちらの施術方法も「体の不調を整える」と言う点では共通しています。
その中で、マッサージはピンポイントに不調が現れている箇所を刺激する為、つらい、どうにかしたいと思っている症状を中心に緩和、改善を働きかけます。ですが、相応の痛みを伴う為、痛いときはきちんと「痛い」と伝え、自分に合った強さで刺激してもらうことが大切です。
リフレクソロジーは症状の緩和、改善よりも体を温める、むくみを取る、気分をリラックスさせると言った効果が期待でき、より「リラクゼーション」としての側面が大きいものとなっています。痛みに弱い方や、癒されたい方はこちらを選ぶのが良いでしょう。
<池袋・新宿・沖縄と続々エリア拡大中>
3.ふとした時に出来るセルフマッサージ
頭痛や仕事、学校などで頭を沢山働かせたりしていると途中からまったく頭が回らずにふらふら、なんてこともありますよね。そんな時に効くのが「両足の親指の腹にあるツボを押す」です。足の親指には小脳へ繋がっているツボがあり、それを刺激することで頭痛の緩和や頭がスッキリするなどの効果が期待できます。
胃や腸の不調を感じている時には「土踏まずの辺りを押す」のが効果的です。土踏まずは胃腸と繋がっている部分なので、そこを刺激することで胃腸の不調を改善できる可能性があります。※不調の具合によってはすぐに病院にかかる事をおすすめします。
また、ツボを刺激する際には「お風呂上がりで体が温かく、血行が良くなっている時」がおすすめです。コリや筋肉も柔らかくなっているタイミングなので、「痛気持ち良い」を目安として1回3~5秒間刺激を与えてください。
他にも、不調に合わせたツボはたくさんあるので自分の症状に合わせて調べてみたり、整体やマッサージ店で施術してもらうのも良いですね。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は知っているようで知らない足つぼについてご紹介しました。
ひとえにマッサージと言っても、台湾式、タイ古式など様々な種類があるので、是非自分に合ったマッサージ方法を見つけるのが良いかも知れません。
また、このサイトではエリアごとにおすすめのマッサージ店を紹介しています。
初めての方でも足を運びやすいお店を中心に紹介していますので、是非最寄りのマッサージ店を見つけてみてくださいね。