1.マッサージの効果を最大限に得るための方法
マッサージを最大限に活用するためには、施術前の準備と施術後のアフターケアが重要です。今回は、セラピストの方に教えてもらった効果的なマッサージの受け方と、施術後のアフターケアについてご紹介していきます。
2.マッサージ前に準備すること
①食事は軽めにしておく
マッサージを受ける前の食事は、1~2時間前に軽く済ませておくのが理想的です。
マッサージでは血行が促進されますが、満腹の状態だと血液の多くが胃や腸の消化活動に集中します。その結果、体全体の血流改善が妨げられ、施術の効果が半減してしまうのです。
揚げ物やラーメンなどの重い食事は避け、サラダやスムージー、ヨーグルトなど消化の良い物を食べるようにしましょう。
②服装はリラックスできるものにする
マッサージ後は心身共にリラックスした状態になり、眠気を感じることが多くあります。そのため、ゆったりとした服装で訪れることがポイントです。体を締め付けないスウェットパンツや、ゆるめのシャツなどを着ていくと良いでしょう。
お店によってはガウンや施術用のウェアが準備されていることもありますが、マッサージの効果を最大限に得たいなら、リラックスできる服装で行くことをおすすめします。
③スケジュールに余裕を持たせておく
マッサージの効果を最大限に引き出すためには、施術後の時間も大切です。施術が終わったとは休憩したり、散歩を楽しんだり、リラックスできる時間を確保すると良いでしょう。体を完全に休ませたい時は、施術時間を夜にして帰宅後そのまま入浴や就寝できるようにするのがおすすめです。
逆に、マッサージの直後に仕事やショッピングなどの予定を詰め込むと、リラクゼーション効果が薄れてしまいます。また、施術後に急な運動や激しいスポーツを行うのも避けましょう。体がリセットされている状態なので、不可をかけるとケガのリスクが高まることがあります。
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3.マッサージ後のアフターケア
①水分補給をする
マッサージを受けると、血流が促進されてリンパの流れも改善します。その結果、体内の老廃物や余分な水分が排出されやすくなります。しかし、このプロセスをサポートするためには、十分な水分補給が不可欠です。施術後にしっかり水を飲むことで、老廃物の排出促進や脱水症状の予防が期待できます。
おすすめの水分補給は、常温の水や白湯です。冷たい飲み物は体を冷やすため避けましょう。また、カフェインを含む飲み物は利尿作用があるため、避けた方が無難です。
②温かいお風呂でさらに効果アップ
マッサージ後にお風呂に入ると、血管が拡張して全身の血流が更に促進されます。温かい湯に浸かることで筋肉が緩み、リラクゼーション効果が深まります。効果を引き出すお風呂の温度は38度~40度のぬるま湯で、10~15分ほど浸かるのが理想的です。熱すぎるお湯は体を緊張させてしまうため避けましょう。
また、入浴後は心拍数が上がり、疲労感が出る場合もある為、湯冷めしないようタオルでしっかりと水分をふき取り、すぐに休めるよう準備をしてください。
③休息を取る
マッサージ後は心身がリラックスし、副交感神経が優位になります。このときに無理して体を酷使すると、せっかくのリラクゼーション効果が台無しになります。前述していますが、施術後は予定を入れないようにしましょう。いつもより早めに就寝することも心がければ、体の回復が促進され、筋肉の修復や疲労回復効果が期待できます。
睡眠の質を上げれば、マッサージ効果はさらに上がります。就寝前はスマホやPC画面を見る時間を減らし、脳をリラックスさせましょう。ハーブティや白湯を飲むと、リラックス効果が高まり、眠りやすくなりますのでおすすめです。
4.まとめ
マッサージの効果を最大限に引き出すためには、事前の準備とアフターケアが欠かせません。施術前後の行動を工夫することで、心身の回復が促され、疲れにくい体作りにもつながります。
健康的な生活をサポートとするため、定期的なマッサージを習慣にしてみてはいかがでしょうか。