在宅ワークが当たり前になった今、長時間のパソコン作業や同じ姿勢でいることによって、肩こりや首の痛み、目の疲れを感じていませんか?オフィスのように同僚とおしゃべりして立ち歩く機会も少なく、気づけば何時間も同じ体勢…なんてこともありますよね。そんなときに役立つのが、デスクにいながらできるセルフマッサージです。
ちょっとした工夫や習慣を取り入れるだけで、凝り固まった体をほぐし、気分もリフレッシュできます。今回は、自宅でのお仕事中にすぐできるセルフマッサージの裏ワザをたっぷりご紹介します。
首と肩のセルフマッサージ
①首の横をやさしくほぐす
長時間のデスクワークで特に負担がかかるのは首。片手で首筋の横をつかむようにし、親指を前に、他の指を後ろにして軽く押します。耳の下から鎖骨に向かってゆっくりと移動させながらほぐすのがポイント。これだけで首周りの血流が改善し、頭がすっきりします。
①肩をつかんで圧をかける
片方の手で反対側の肩をつかみ、手のひら全体で圧をかけてみましょう。少しずつ場所をずらしながら数回繰り返すと、デスクワークで固まった肩の筋肉がほぐれていきます。ポイントは強く押しすぎないこと。心地よい程度の圧で続けてくださいね。
目の疲れをいやすマッサージ
①こめかみを円を描くようにほぐす
目の疲れを感じたら、人差し指と中指でこめかみをやさしく押しながら小さな円を描きます。これを10〜20秒繰り返すと、目の奥の重さが和らぎます。さらに、深呼吸を合わせるとリラックス効果が倍増しますよ。
①目の周りをやさしくタッピング
薬指を使って目の下から眉の下にかけて、骨に沿うように軽くトントンとタッピングしてみましょう。血流が促され、目元のむくみやクマのケアにもつながります。
腕・手のセルフマッサージ
①手のひらを押しほぐす
パソコンやスマホを長時間使うと手のひらや指に負担がかかります。親指を使って手のひらの中央をぐっと押すと、緊張が和らぎリフレッシュできます。
①前腕をつかんでほぐす
反対の手で前腕を包むようにつかみ、手首から肘にかけて軽くもみほぐしましょう。筋肉の張りがとれて、タイピングによる疲れも和らぎます。
腰と背中のセルフマッサージ
①腰に手のひらをあててほぐす
椅子に座ったまま、両手を腰に当てて親指で背骨の両側を押すようにマッサージします。腰のだるさがすっきりし、長時間の座り姿勢の負担を軽減できます。
①肩甲骨のストレッチ
両手を前に伸ばして指を組み、背中を丸めながら腕を前に突き出します。肩甲骨の周りが伸び、背中のコリがほぐれていきます。これを数回繰り返すと、背中の疲れもリセットできますよ。
さらに効果を高める工夫
①温めてからマッサージ
ホットタオルやレンジで温められるカイロを首や肩にのせてからマッサージをすると、筋肉がゆるみやすくなります。温めとマッサージの組み合わせは疲れを取る強力な味方です。
①アロマで気分をチェンジ
ちょっとした気分転換には、アロマを取り入れるのもおすすめ。柑橘系の香りはリフレッシュ、ラベンダーはリラックスに効果的。お気に入りの香りをデスクに置いておくと、作業効率もアップします。
まとめ
在宅ワークで体がつらいと感じたときは、ちょっとしたセルフマッサージを取り入れるだけで驚くほど体が楽になります。
- 首や肩はつかむようにやさしくほぐす
- 目元はこめかみや周囲をやさしくマッサージ
- 手のひらや前腕は親指で押してリフレッシュ
- 腰や背中は椅子に座ったままでもケア可能
在宅ワークの合間に、数分間自分の体と向き合うことで、仕事の集中力もぐっと高まります。大切なのは、がんばりすぎないこと、そして気持ちいいと感じる程度に取り入れること。日々のセルフケアを習慣にして、快適なワークライフを過ごしてくださいね。