
マッサージを受けたあと体が軽くなったり気分がすっきりしたりと前向きな変化を感じる方は多いですよね。ところが時間が経つにつれて思ったより戻りが早いかもと感じたことがある方も少なくありません。
実はそれ、施術の問題ではなくマッサージ前後の過ごし方が原因になっている可能性があります。
マッサージは受けている時間だけで完結するものではありません。施術後の体は整いきる途中の状態であり、その時間をどう過ごすかによって効果の持続が大きく変わってきます。
この記事ではマッサージ効果を半減させてしまうNG行動と、今日から意識したいポイントをやさしく解説していきます。
マッサージ後の体は回復途中のデリケートな状態

マッサージ直後の体はすべてが完了した状態ではありません。筋肉がゆるみ血流やリンパの流れが良くなり、体が本来のバランスへ戻ろうとしている途中段階です。
このタイミングはとても大切で変化を体に定着させるための準備時間とも言えます。
そのため刺激の強い行動や無理な動きをしてしまうと、整いかけた状態が元に戻りやすくなってしまいます。少しだけ体を気づかう意識を持つことで、マッサージの効果はぐっと長持ちしやすくなります。
マッサージ効果を半減させるNG行動

①施術後すぐにスマホやパソコンを見る
マッサージ後についスマホを手に取ってしまう人はとても多いです。しかしこの行動は、効果を下げやすい代表的なNG習慣です。
スマホを見る姿勢は首が前に出やすく、肩や背中にもすぐ緊張が戻ってしまいます。
さらに画面を見ることで脳が刺激され、リラックス状態から一気に交感神経が優位になりやすくなります。施術後しばらくは目を閉じて深呼吸をしたり、静かに過ごす時間を意識してみてください。
②水分をほとんど取らない
マッサージ後は血流やリンパの流れが良くなり、老廃物が体の外へ排出されやすい状態になります。ここで水分が不足していると、巡りが滞りだるさや重さを感じやすくなってしまいます。
- 施術後は喉が渇いていなくても少し水を飲む
- 冷たい飲み物より常温や白湯を選ぶ
水分補給は地味に感じるかもしれませんが、マッサージ効果を支える大切な要素です。
③体を冷やしてしまう
マッサージ後の体は巡りが良くなり、温まりやすい状態になっています。そのタイミングで冷房の効いた場所に長くいたり、冷たい飲み物を続けて取ったりすると血流が一気に落ちてしまいます。
特に首やお腹、足首は冷えやすく、ここを冷やすと全身の不調につながりやすいため注意が必要です。施術後は羽織ものを用意するなど、冷え対策を意識すると安心です。
④体が軽いからと無理をしてしまう
マッサージ後は体が軽く感じるため、いつも以上に動いてしまう方もいます。しかし体の内側では調整が続いているため、無理をすると回復が追いつかなくなることがあります。
予定を詰め込みすぎたり長時間歩き回ったりすると、翌日に疲れが戻りやすくなる原因にもなります。 施術当日は余白をもった過ごし方を意識するのがおすすめです。
⑤セルフケアをやりすぎてしまう
マッサージ後にストレッチやセルフケアを頑張りすぎてしまうのも注意したいポイントです。良かれと思って行った行動が、逆に筋肉を疲れさせてしまうことがあります。
強く押したり無理に伸ばしたりすると、回復途中の体に負担がかかるため施術当日はやさしいケアにとどめておきましょう。
マッサージ効果を高めるために意識したいこと

マッサージ効果をしっかり感じるためには、NG行動を避けるだけでなく日常の小さな意識が大切です。
- 施術後はゆっくり深呼吸をする
- 体を締め付けない服装で過ごす
- その日は早めに休む
- 睡眠時間をしっかり確保する
こうした心がけを続けることで、整った状態が体に定着しやすくなります。
おわりに
マッサージの効果は施術そのものだけで決まるものではありません。施術後の過ごし方によって、体が受け取る変化は大きく変わります。
もし思ったよりスッキリしないと感じることがあるなら、施術内容ではなく自分の行動を少し振り返ってみてください。
整った体を大切に扱う時間を意識することで、マッサージはもっと心強い味方になってくれますよ。
